細かいライフハックを書いていくブログ

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北島康介さんの記事を読んだ

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO39765540Y9A100C1EAC000/

アテネ五輪の勝利はいろんな思いが詰まっている。「チョー気持ちいい」は泣きたかったのを我慢して言った言葉。「流行でもなんでもねえじゃん」って思ったけれど、今は自分のネタとして使わせてもらってます。

そんな風に思ってたのか笑。

これだけの経験をした後では体が燃えてこなかった。日本選手権では刺激がない。練習のきつさも分かっていて、上手にかわし、こなせるようになっているからたちが悪い。日本人に負けても何にも感じなかった。

「プロなのに」「金メダリストなのに」という声も聞こえたけれど、気にしなかった。北京五輪に行くことに疑念はなかったし。2年くらいすると「そろそろやるか」と、自然とギアが入りました。世界記録で連覇した北京五輪の100メートルは、すべてが完璧で、今までにない感覚で泳げた。これこそ自分が求めてる刺激だと思った。

疑念を持つことなく、実際に結果も残す。全てが完璧ってどんな感覚なんだろう。

「萩野に金をとらせてあげて、今の選手を強くしてください。僕はその後でいいから」とお願いしました。五輪で結果を出すのは大事ですから。でも、僕の引退は平井先生に見てほしかった。いい時だけでなく、「ダメになっていく僕も見て喜んでほしいな」と思ったんです。

この「ダメになっていく感じを見て喜んでもらう」、という感覚は絶対に必要だが一体どれだけの人が手に入れられるのか。人間絶対にいつか老いて死ぬ。そこで、それとうまく付き合えるか。再生医療などで、老いを克服する可能性ももちろんある。

体は強くないし、センスもなかった。でも最後まで真剣勝負した自分を褒めたいですね。